山陽新聞デジタル|さんデジ

信濃毎日新聞社が創刊150周年 「郷土に立脚」守ると社長

 信濃毎日新聞社(長野市)は5日、創刊150周年を迎え、祝賀式を同市内のホテルで開いた。小坂壮太郎社長はあいさつで同社の社是である「郷土に立脚」は「地方紙の生命線」と強調。「常に長野県民の視点からニュースを捉え、伝える。この姿勢をずっと守っていきたい」と述べた。

 信濃毎日の起源は1873年に創刊した「長野新報」で、現存する全国紙と地方紙では毎日新聞、山梨日日新聞に次いで古いという。1881年から「信濃毎日新聞」として発行。1933年の社説「関東防空大演習を嗤(わら)ふ」で軍部の姿勢を厳しく批判した桐生悠々をはじめ、著名な主筆が活躍してきた。これまで日本新聞協会の新聞協会賞を17件受賞している。

 祝賀式には地元政財界やメディアなどの関係者約150人が出席した。

あなたにおすすめ


さんデジ特集

TOP