岡山県警は30日、県庁通りなど岡山市内の2カ所に計95台分設置している「時間制限駐車区間」を来年2月末で廃止すると発表した。近隣にコインパーキングが増え、利用が減ったことなどが理由。
発券機でパーキングチケットを購入し、フロントガラスに表示しておけば、路上に設けた白い枠線内に一定時間駐車できるシステム。違法駐車対策として1987年に県庁通りを皮切りに同市内の複数箇所に設置されたが、現在は県庁通り(26台)と県庁南側(69台)のみとなっている。
ただ県庁周辺にコインパーキングの開設が相次ぎ、同駐車区間の利用状況は統計が残る2007年度の約6万台から年々減少、22年度は約2万8千台と半減した。県警は計約千台分あるコインパーキングで代替でき、チケット発券機の生産終了で修理もままならなくなったことから同区間の廃止を決めた。
同区間廃止後の交通規制については、道路管理者の岡山市と協議して決める方針。
発券機でパーキングチケットを購入し、フロントガラスに表示しておけば、路上に設けた白い枠線内に一定時間駐車できるシステム。違法駐車対策として1987年に県庁通りを皮切りに同市内の複数箇所に設置されたが、現在は県庁通り(26台)と県庁南側(69台)のみとなっている。
ただ県庁周辺にコインパーキングの開設が相次ぎ、同駐車区間の利用状況は統計が残る2007年度の約6万台から年々減少、22年度は約2万8千台と半減した。県警は計約千台分あるコインパーキングで代替でき、チケット発券機の生産終了で修理もままならなくなったことから同区間の廃止を決めた。
同区間廃止後の交通規制については、道路管理者の岡山市と協議して決める方針。