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風景や営み 平和の尊さ伝わる 勝央でウクライナの子の絵画展

ウクライナの子どもたちの絵画を集めた作品展
ウクライナの子どもたちの絵画を集めた作品展
 勝央美術文学館(岡山県勝央町勝間田)が、ロシアの侵攻を受けているウクライナの子どもたちの絵画を集めた作品展を開き、平和の大切さを訴えている。7月2日まで。

 世界中の子どものアートを展示する「巨大じゃがいもアート館」(北海道)が所有し、侵攻前にウクライナの子どもが描いた51点を展示。人魚が魚と楽しそうに泳ぐ姿や、傘を差した人々でにぎわう街並みといった風景をカラフルな色使いで表現してあり、子どもらしい自由な発想が目を引く。

 学芸員の野村英子さん(53)は「ウクライナの風景や人々の営みが素直に描かれ、平和の尊さが伝わってくる」と話している。

 午前10時~午後6時(入館は同5時半まで)。入場無料。問い合わせは同館(0868―38―0270)。

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