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新ご当地グルメ とりめしPR開始 岡山飲食業協組がイベントで販売

「ホコテン!」の会場で「岡山とりめし」を買い求める来場者
「ホコテン!」の会場で「岡山とりめし」を買い求める来場者
 岡山市の飲食店主らでつくる岡山飲食業協同組合は11日、同市中心部の西川緑道公園筋で開かれた歩行者天国イベント「ホコテン!」の会場で「岡山とりめし」を販売。新たなご当地グルメとしてのPRをスタートした。

 ご飯の上に薄切りの唐揚げを並べてたれをかけたとりめしは、岡山県内発祥とされるメニュー。同組合は苦境が続く飲食業界の活性化につなげようと、県内外への売り出しを企画。今回が最初の取り組みとなった。

 会場では販売ブースの前に長い行列ができ、来場者が次々と買い求めた。予定の200食は2時間ほどで完売した。家族で食べた岡山市中区の公務員男性(32)は「子どもも親しみやすい味わい。ご当地グルメとしても人気を呼びそう」と話した。

 同組合は「予想以上の手応えだった」とし、今後、岡山とりめしの定義を定めて提供店を募っていくほか、9月に岡山市内で食イベントを開くなど、PR策を展開していく。

 山陽新聞社は地域の方々と連携して課題解決や魅力の創出を図る「吉備の環(わ)アクション」として、岡山とりめしを巡る取り組みを報道している。

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