ターゲットを「優勝」に定めたシーズンが始まった。7日に岡山市であったJ2ファジアーノ岡山の新体制発表では、昨季の過去最高3位からさらなる飛躍に向け、新加入メンバーらが気合をみなぎらせた。
木山監督が期待する9人の新戦力の中でも注目は190センチ、94キロの大型FW櫻川だ。昨季はJ2千葉で出場36戦7得点を記録し「15点のノルマを達成する。J2優勝のため力を出したい」。ナイジェリア人の父を持つ21歳は退団した豪州代表FWデュークの後釜となるアタッカー候補に挙がる。
J2水戸から加入したDF鈴木はJ1も獲得に動いたとされる実力者で「持ち味はビルドアップやボールの持ち出し、守備面のコーチング」とアピール。レフティーは端正なマスクでも人気を集めそうだ。
20代前半を中心に補強したことで、全選手の平均年齢は昨季終了時から2歳若返り25歳となった。昨年ブレークした大卒2年目の田中と本山、19歳の佐野(いずれもMF)らも伸び盛りだ。
新しく就任した服部ゼネラルマネジャーが「他クラブから声のかかる選手も多くいたが、昨年の悔しさを晴らそうと強い覚悟で残ってくれた」と言うように主力もほぼ残留した。若い力と既存の戦力が融合したとき、悲願のJ1への扉は開く。
ファジアーノ岡山を率いて2季目となる木山隆之監督(50)は会見で「J2で優勝するために勝ち点80以上を狙う」と目標を掲げた。
昨季はクラブ史上最多の勝ち点72、過去最高の3位と躍進した一方、J1参入プレーオフは1回戦で敗退した。木山監督はカウンターやクロスからの失点が多いことを課題に挙げ「攻撃的に戦うスタイルは変えず、ボールを奪われた後の切り替えや、簡単にクロスを上げさせない守備を大事にしたい」と話した。
9人の新加入選手に囲まれ「100点の選手が集まってくれた」と補強に満足そうな顔を見せた指揮官。「彼らと、昨季3位を勝ち取りチームに残ってくれた主力とともに、もう一度J1昇格に挑戦する」と語った。
木山監督が期待する9人の新戦力の中でも注目は190センチ、94キロの大型FW櫻川だ。昨季はJ2千葉で出場36戦7得点を記録し「15点のノルマを達成する。J2優勝のため力を出したい」。ナイジェリア人の父を持つ21歳は退団した豪州代表FWデュークの後釜となるアタッカー候補に挙がる。
J2水戸から加入したDF鈴木はJ1も獲得に動いたとされる実力者で「持ち味はビルドアップやボールの持ち出し、守備面のコーチング」とアピール。レフティーは端正なマスクでも人気を集めそうだ。
20代前半を中心に補強したことで、全選手の平均年齢は昨季終了時から2歳若返り25歳となった。昨年ブレークした大卒2年目の田中と本山、19歳の佐野(いずれもMF)らも伸び盛りだ。
新しく就任した服部ゼネラルマネジャーが「他クラブから声のかかる選手も多くいたが、昨年の悔しさを晴らそうと強い覚悟で残ってくれた」と言うように主力もほぼ残留した。若い力と既存の戦力が融合したとき、悲願のJ1への扉は開く。
木山監督「勝ち点80以上狙う」
ファジアーノ岡山を率いて2季目となる木山隆之監督(50)は会見で「J2で優勝するために勝ち点80以上を狙う」と目標を掲げた。
昨季はクラブ史上最多の勝ち点72、過去最高の3位と躍進した一方、J1参入プレーオフは1回戦で敗退した。木山監督はカウンターやクロスからの失点が多いことを課題に挙げ「攻撃的に戦うスタイルは変えず、ボールを奪われた後の切り替えや、簡単にクロスを上げさせない守備を大事にしたい」と話した。
9人の新加入選手に囲まれ「100点の選手が集まってくれた」と補強に満足そうな顔を見せた指揮官。「彼らと、昨季3位を勝ち取りチームに残ってくれた主力とともに、もう一度J1昇格に挑戦する」と語った。