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1キロ前から「意識なし」 首都高3人死亡事故で逮捕の男

 埼玉県戸田市の首都高速道路で車7台が絡み3人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反容疑で現行犯逮捕された運送会社社員降籏紗京容疑者(28)が、現場約1キロ手前の「戸田南インターチェンジの辺りから意識がなかった」と話していることが18日、捜査関係者への取材で分かった。風邪薬を飲んでいたとも話しており、警視庁は勤務実態を含め事故原因を調べている。

 運送会社によると、事故前日の13日は午前5時から同11時50分ごろまで勤務。正午ごろの点呼で「体調が悪い」と申告があり、早めに帰宅させた。当日は午前4時ごろに出発。通常は体調確認をするが、早く出てしまったのでチェックしていなかった。

(2024年05月18日 11時03分 更新)

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