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米4月住宅着工5・7%増 2カ月ぶりプラス

 【ワシントン共同】米商務省が16日発表した4月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より5・7%増の136万戸だった。2カ月ぶりのプラスとなったが、市場予想の142万戸程度は下回った。

 主力の一戸建てが住宅ローン金利の高止まりを受け、0・4%減の103万1千戸と落ち込んだ一方、集合住宅は大きく増加した。全体の着工件数の前年同月比は0・6%減った。

 地域別でみると、最大市場の南部が前月より10・1%、中西部は19・1%それぞれ増加した。西部は2・5%減で、北東部は22・6%減った。

 着工件数の先行指標となる建設許可件数は3・0%減の144万戸だった。

(2024年05月16日 22時26分 更新)

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