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首都高事故「風邪薬飲んで運転」 3人死亡、逮捕の男が供述

 首都高速道路池袋線下り線で起きた事故で、荷台部分が大破して焼け焦げたトラック(左下)=14日午前9時49分、埼玉県戸田市(共同通信社ヘリから)
 首都高速道路池袋線下り線で起きた事故で、荷台部分が大破して焼け焦げたトラック(左下)=14日午前9時49分、埼玉県戸田市(共同通信社ヘリから)
 埼玉県戸田市の首都高速道路池袋線で7台が絡み、炎上した乗用車3台の3人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反容疑で逮捕された運送会社社員降籏紗京容疑者(28)が「体調が悪く、風邪薬を飲んで運転した」と供述していることが16日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁交通捜査課は事故との関連を調べる。

 捜査関係者によると、付近のカメラには降籏容疑者のトラックが、減速せずに直進して乗用車に追突する様子が写っていた。当時は勤務中で「ぶつかった時は意識がなかった」と供述している。

 降籏容疑者は同法違反の過失致死容疑で現行犯逮捕され、同法違反の過失致死傷容疑に切り替えて送検された。

(2024年05月16日 10時05分 更新)

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