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矢掛町合併70周年記念で茶会 19日、中心部の3会場

 岡山県矢掛町の合併70周年を記念した茶会が19日、町中心部3会場で開かれる。町民提案事業として茶道裏千家指導者らでつくる「やかげ清和会」などが主催し、午前9時から午後3時まで。

 各会場には「過去」「現在」「未来」というテーマを設定。過去はやかげ郷土美術館で、かつて隣接地で医院を開業していた医師・江尻悟氏(1920~96年)が収集し、死後に町に寄贈された茶道具でもてなす。

 現在は、2021年3月にオープンした道の駅・山陽道やかげ宿。工業デザイナー水戸岡鋭治さん=岡山市出身=がデザインを監修した駅舎内で一服を堪能できる。未来は、やかげ西町イベント広場。子どもたちがお点前を披露する。

 同会は「会場ごとに違った風情が楽しめる。ぜひ巡ってほしい」としている。

 茶席券(1席700円)は、町観光交流推進機構(やかげDMO、0866―83―0001)で販売している。当日は3会場を結ぶ無料のシャトルバスを運行する。

(2024年05月14日 20時38分 更新)

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