山陽新聞デジタル|さんデジ

広島で8月にJT将棋中国大会 2回戦、渡辺九段ら対局

 トップ棋士12人が公開対局のトーナメントで争う「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」(日本将棋連盟、山陽新聞社など主催)の概要が10日公開された。中国大会は8月31日に広島市の広島サンプラザホールで2回戦が行われる。

 大会は持ち時間10分の早指し戦で、6月29日から全国11カ所を巡回し、決勝は11月24日に東京都江東区の東京ビッグサイトで行われる。前回覇者の藤井聡太八冠=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=や羽生善治九段ら昨年の賞金ランキング上位者が出場する。中国大会は渡辺明九段と、1回戦の豊島将之九段―糸谷哲郎八段(広島市出身)の勝者による対局となる。菅井竜也八段(岡山市)は7月20日に金沢市で行われる1回戦で丸山忠久九段と戦う。

 全ての対局は、インターネットによる生中継を実施。各会場では小学生以下を対象とした「テーブルマークこども大会」も同時開催される。

 大会は日本たばこ産業(JT、東京)と加工食品会社テーブルマーク(東京)が協賛する。公開対局の観戦とこども大会の参加には事前申し込みが必要。問い合わせは大会の総合事務局(03―5166―0290)。

(2024年05月10日 19時10分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ