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主査が3780万円着服、免職 「ギャンブルに」鹿児島県知名町

 鹿児島県知名町は10日、障害児が障害福祉サービスを利用するための給付費や、重度心身障害者医療費助成金から301回にわたり、計約3780万円を着服したとして、子育て支援課の男性主査(38)を懲戒免職処分にしたと発表した。4月26日付。主査は「ギャンブルに使った」と話しており、返金していない。町は刑事告訴を検討している。

 主査は2018~23年度、上司の印鑑を勝手に使用した他、架空の内容で資料を作成し申請を装うなどし、横領した。また、町が事務局を務める身体障害者協会など二つの外部団体の口座から金を引き出していた。

 上司が今年2月、不審な会計処理に気づき、町が調査していた。

(2024年05月10日 17時48分 更新)

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