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パレスチナに平等な医療を 北海道の奉仕団、6月訪問

 パレスチナ自治区ガザの難民キャンプの診療所で子どもの診察をする猫塚義夫医師=2022年8月(本人提供)
 パレスチナ自治区ガザの難民キャンプの診療所で子どもの診察をする猫塚義夫医師=2022年8月(本人提供)
 パレスチナ自治区ガザで医療支援を続けてきた「北海道パレスチナ医療奉仕団」は9日夜、イスラエルが占領するヨルダン川西岸を6月8~15日の日程で訪れ、支援活動を行うと明らかにした。西岸は治安の悪化が伝えられるが、団長を務める札幌市の整形外科医猫塚義夫さん(76)は「人を平等に助けるのは医療の原点。国外でも変わらない」と話した。

 奉仕団は2010年結成、パレスチナ訪問は22年以来となる15回目。訪問するのは4人で、高校教師も加わり、現地で子どもにスポーツを教える予定。イスラエルが地上侵攻したガザには今回は訪問しない。

 イスラエル軍はガザだけでなく西岸でも攻撃を強め、被害が出ている。

(2024年05月10日 13時07分 更新)

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