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『キングオージャー』ナイト開催 キャスト陣は1年間の感謝の思い 渡辺碧斗は『デカレンジャー』コラボアピール「1人の男の初恋が」

『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の「キングオージャーナイト」の登壇者
『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の「キングオージャーナイト」の登壇者
 俳優の酒井大成、渡辺碧斗、村上愛花、平川結月、佳久創が8日、都内で行われたスーパー戦隊“VSシリーズ”第30作目となるVシネクスト2本立て『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の「キングオージャーナイト」に参加した。

【写真】『王様戦隊キングオージャーFLT』ステージフォト リタともっふんが寄り添い

 『王様戦隊キングオージャー』から、ギラ・ハスティー/クワガタオージャー役の酒井、ヤンマ・ガスト/トンボオージャー役の渡辺、ヒメノ・ラン/カマキリオージャー役の村上、リタ・カニスカ/パピヨンオージャー役の平川、カグラギ・ディボウスキ/ハチオージャー役の佳久が登壇した「キングオージャーナイト」。急きょ登壇が決まった佳久は「緊急参戦になりましたが、登壇するの信じてくれていた方いますか?出れました!ありがとうございます。」と観客にアピールした。

 早速、最初の質問はXで盛り上がりを見せている「#キングオージャーのここ好き」についてキャストが思う好きなところを発表していくことに。佳久は「全部好きなんですが、ファンの方の投稿を見たときに(ラクレスが)ギラに言う『立て、ギラ。宇宙を救う時だ!』っていう第41話の『宇宙を救う時』泣いたな~、好きだな~って思いました」とコメント。

平川が「あのせりふのあとにタイトルが出てくるのもいいですよね」と共感すると渡辺が「あのサブタイトル考えたの(MCの)高橋さんですよね?よくご飯行ったときとか、(サブタイトルの案が)大森さんに負けちゃうんだよって悔しがっていた!」とMCの高橋諒平アシスタントプロデューサーが第41話のサブタイトルつけたことを明かし「第4話の『殿のオモテなし』はカグラギ回で“殿の裏、表”ともかかってやられたって言ってましたね」と渡辺がサブタイトルの裏話を補足した。第28話の「シャッフル・キングス!」も高橋の案が採用されたことも明かされた。

 平川の好きなところは「(変身シーンの)『王鎧武装』のモーションが全員違うところ!それぞれ全員違う個性があって好きです」と話した。村上は「『(キングオージャーの)世界観』。作りこまれた世界に合わせてヘアメイクさんだったり衣装さんだったり、スタッフさんも『これやるんだったら』って徹底的にやってくれたの全部好き!」とコメントし続けて「ヒメノ・ラン好きー!」と自身が演じたヒメノへの愛を叫び会場からも大きな拍手が送られた。

 渡辺は「『王鎧武装』ってワードが好き。オーディションがあって、(脚本家の)高野水登先生が大きい声で『王鎧武装』を実演してくれました!本編だとクールに言うときもありましたが、シアターGロッソだと子どもたちもたくさんいたので本編で出したことない『王鎧武装』をやってました!」と告白した。脚本の高野水登氏が「王鎧武装」の実演をすることになったのは、同じオーディションにいた平川がイントネーションがわからなかったので見本として実演したことが判明した。

 「王鎧武装」で会場が盛り上がったこともあり、キャスト5人で同時変身することに。当日来られなかったジェラミー・ブラシエリ/スパイダークモノスの池田匡志の位置にMC の高橋氏が入り、王鎧武装を披露した。酒井の好きなところは「キャスト、スタッフ、みなさんからの熱量!」と言い切り、本編ではカットされたところが入っているラストの3 話を1本にまとめたTTFC版をオススメしていた。

 次の質問は自身が演じた役の「この性格は見習いたい!」「ここはダメだろう」と役と自身の話に。佳久は「嘘をつくところは民のためでもダメだろう」とコメント。酒井は「ギラの一線を超えると怒るところ。第14話でヒメノに対して『この世の者とは思えないほど醜い』って邪悪モードになっていて、そこまで言う必要ある?って思いました」と明かすと周りのキャストからも「何テイクかしたね」「酒井大成なら絶対言わない!ってことだね」と話した。

 平川は「(リタの)不動はちょっと見習いたい!完全に見習ったら面白くない人になっちゃうけど、大人の女性になろうと思うので…」と話すと佳久が「素だと真逆の役者っているよね?」と続け平川は自身が演じた不動のキャラクターを1年間演じた真逆の反動で「もう後戻りできなくなっている」と笑わせると、カメラのカットがかかった後の、平川の再現として佳久が手足をバタつかせるアクションをすると、思わず平川が「ほんとそっくり!!!!」とツッコむ一面も、「今年、23 歳になるので大人の感じにシフトチェンジしていこうかなと思います」と平川は続けた。

 渡辺は自身のヤンマ・ガストの見習いたいところとして「人に干渉しない。ここぞっていうとき、声をあげるのではなくて自分が行動して見せるみたいなところがかっこいいなって思います」とコメント。村上は「打ち上げ花火をやったのはダメだと思う」と二章に入ってすぐの第27話「宇蟲王の到来」を振り返り「みんな役に立っているのに、明かりを灯そうとしただけでしょ!?なんかあったでしょう!」と自身の役にダメ出しをし佳久が「電気がなければ花火を打てばいいのよ」と締めくくると「うまい!」「似てる!!」と盛り上がった。

 さらに、1年間の想いについても質問されると。佳久は「こうやって直接会えることがうれしかったです。FLT(『王様戦隊キングオージャー ファイナルライブツアー2024』)で全国回れるのが楽しい。今週末は広島です」と伝え、平川も「今までイベントに出たり、あんまり人前で会えることがなかったのでうれしかったです。小さい子に『わ~』って言われたり、『キャー』って応援してもらったりするのは貴重だし、うれしいし、楽しいです」と笑顔で話した。村上も「みんなと会う機会がなかったので、こうやって(会場を指し)うちわでやりとりしたりするの楽しい!小さい子がヒメノのコスプレしてくれたりしてすごくうれしくて楽しいです」と楽しさをアピールした。

 渡辺は「小さいときからスーパー戦隊を見ていたので両親が喜んでくれました。グッズもたくさん作っていただいたので実家には祭壇みたいなの作ってくれてます(笑)。あとすごく個人的なことなのですが『特捜戦隊デカレンジャーwith トンボオージャー』で『特捜戦隊デカレンジャー』のジャスミン(日渡茉莉花/デカイエロー【演:木下あゆ美】)が初恋の人ですって『キングオージャー』の最初の記者会見から言ってきて共演がかなって本当にうれしいです。これ以上にない初恋の終わり方になっているので、こちらも見てください!1人の男の初恋が終わります」とTTFCにて初夏に配信予定の『特捜戦隊デカレンジャーwith トンボオージャー』をアピールした。

 酒井は「愛されている作品の真ん中に立たせていただいて光栄でありがたいです。ダンスが1番緊張しました」とコメントすると「そこ!?」と全員がツッコミ。「前に大成がいるけど参考にならないんだよ」「一人テンポ間違っているし、まだそこ?って…」「惑わされた!」とそれぞれが口々に酒井のダンスをイジっていた。

 最後に観客に作品の見どころや感謝を。佳久「『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の最初のギラのシーンは楽しみにしてください。1番大好きなシーンです!」と見どころを伝え「しんみりしますが1年間やってこれたのも皆さんの応援のおかげです。皆さんの愛のおかげです。その愛を続けていただき、これからも活躍できるように頑張ります」と感謝と想いを述べた。

平川は「予告にもあった(リタが)白い服を着てなんかやっているので新しいリタが見れると思います。お楽しみに!個人的には1st写真集『ゆづき。』が発売されるのでぜひ見てください!それぞれ今後も活動していくので応援していただければうれしいです」と写真集の発売もアピール。

村上は「さみしい気持ちもあるんですが、まだFLTで広島、福岡、大阪もあるので最後まで一緒に楽しんでほしいです。ここまで応援していただきありがとうございました。5月29日には写真集の発売とイベントもあります!」と平川同様に自身の1st 写真集『愛でる愛花』をアピールした。渡辺は「『キョウリュウジャー』は10年経って集まって、カッコいいシーンがあるので僕らも30周年アニバーサリーを目指して今後もがんばります」と伝え笑いを誘った。最後に酒井が「あと2週間くらいで(FLTも)終わってしまいますが、これまで愛し続けていただき、うれしく思っています。1年間ありがとうございました。3戦隊の世界観を堪能していただけるとうれしいです。本日はありがとうございました。」と感謝しながらイベントは幕を下ろした。

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(2024年05月09日 11時19分 更新)

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