山陽新聞デジタル|さんデジ

和気閑谷高生 藤公園でおもてなし 大型連休中、接客や清掃

コスプレーヤーと一緒に来園者に甘酒を振る舞う和気閑谷高生(中央)=3日
コスプレーヤーと一緒に来園者に甘酒を振る舞う和気閑谷高生(中央)=3日
 岡山県和気町の和気閑谷高は大型連休中の3日間、フジを楽しむ観光客らでにぎわった藤公園(同町藤野)で、おもてなしやごみ拾いなど地域貢献のボランティア活動に取り組んだ。

 4月28、29日と5月3日に行い、1~3年生計90人が参加した。入園の受け付けや案内、ごみ拾い、記念写真の撮影係、町内事業所と開発した物品販売のほか、事前にレッスンを受けて英語での接客にも挑戦して飲み物を提供した。

 3日は大正ロマンをテーマにした衣装で愛好者が交流を楽しむコスプレイベントがあり、生徒4人が協力。和歌山県を拠点に活動し、町ファンクラブのアンバサダーを今春から務めるコスプレーヤー、山本太陽さん(35)らとともに冷えた甘酒を入園者に振る舞ったり、ファンクラブ通信を手渡して町をPRしたりした。

 町在住の2年生(16)は「『甘酒、いかがですか』と声を出すのはちょっと恥ずかしかったけど、皆さんが笑顔で飲んでくれてだんだん楽しくなった。地元の行事に関わることができてよかった」と振り返った。

(2024年05月09日 10時22分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ