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新型コロナのワクチン事業終了 需要減で英アストラゼネカ

 英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン=2021年3月、ドイツ・ミュンヘン近郊(AP=共同)
 英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン=2021年3月、ドイツ・ミュンヘン近郊(AP=共同)
 【ロンドン共同】英製薬大手アストラゼネカは8日までに、新型コロナウイルスワクチンの事業から撤退すると明かした。世界に30億回分を超えるワクチンを供給してきたが、新たなワクチンの登場で需要が落ち込んでいた。既に生産と供給を終えたという。欧米メディアが報じた。

 アストラゼネカは英オックスフォード大と新型コロナのワクチンを共同開発。2021年1月に英国で接種が始まった。アストラゼネカは「パンデミック(世界的な大流行)を終わらせるために果たした役割を誇りに思う」との考えを表明した。

(2024年05月09日 08時26分 更新)

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