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ウクライナ、受刑者の入隊可能に 兵員確保へ法案可決

 【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナの最高会議(議会)は8日、収監中の受刑者が軍に入隊できるようにする法案を可決した。ウクライナメディアが報じた。ゼレンスキー大統領の署名を経て成立する。侵攻の長期化で死傷する兵士が増えており、兵員の確保が課題となっている。

 殺人、強姦、汚職、国家安全保障に関わる犯罪などで収監された受刑者は対象外とする。入隊は強制ではなく、受刑者は自ら入隊を申請し、裁判所が判断するという。

 新法でどれほどの兵士が入隊するかは明らかになっていないが、数千人程度にとどまるとの見方が出ている。

(2024年05月09日 05時49分 更新)

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