習主席、セルビア訪問 ＮＡＴＯ誤爆「忘れぬ」
【ベルリン共同】欧州を訪れている中国の習近平国家主席は７日、フランスに続き２カ国目の訪問先となるセルビアの首都ベオグラードに到着した。国営通信新華社が報じた。セルビアは巨大経済圏構想「一帯一路」の参加国。習氏はブチッチ大統領と会談して関係強化を図る。
新華社によると、習氏は訪問を前に７日付のセルビア紙に寄稿し、１９９９年に当時の在ユーゴスラビア中国大使館が北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）軍に誤爆され３人が死亡したことを「決して忘れてはならない。悲劇的な歴史を繰り返してはならない」と強調した。
７日で発生から２５年となり、誤爆に絡んで米主導のＮＡＴＯをけん制する意図もあるとされる。
新華社によると、習氏は訪問を前に７日付のセルビア紙に寄稿し、１９９９年に当時の在ユーゴスラビア中国大使館が北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）軍に誤爆され３人が死亡したことを「決して忘れてはならない。悲劇的な歴史を繰り返してはならない」と強調した。
７日で発生から２５年となり、誤爆に絡んで米主導のＮＡＴＯをけん制する意図もあるとされる。
（2024年05月08日 08時44分 更新）
