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ドイツの軍艦、インド太平洋へ 8月に東京寄港、対中抑止が狙い

 ドイツ北部ウィルヘルムスハーフェンの基地を出港したドイツ海軍の補給艦=7日(共同)
 ドイツ北部ウィルヘルムスハーフェンの基地を出港したドイツ海軍の補給艦=7日(共同)
 【ウィルヘルムスハーフェン共同】ドイツ海軍のフリゲート艦と補給艦が7日、同国北部ウィルヘルムスハーフェンなどからインド太平洋地域に向け出港した。東・南シナ海などで現状変更の試みを続ける中国をにらみ、地域への関与を進める戦略の一環。8月後半に東京に寄港する見通し。

 ピストリウス国防相は出港に際し「インド太平洋地域との連携を深め、信頼できる存在としての地位を強固なものにしたい」と述べた。

 フリゲート艦、補給艦は大西洋を通り、太平洋に入る。米海軍主催の環太平洋合同演習や海上自衛隊を含む多国間訓練に参加。南シナ海を通る予定で、台湾海峡を通過するかどうかは明らかにしていない。

(2024年05月07日 19時29分 更新)

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