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ゴジラ初のドラマシリーズ『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2製作決定

Apple TV+『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』(画像提供:Apple TV+)
Apple TV+『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』(画像提供:Apple TV+)
 動画配信サービス「Apple TV+」のドラマシリーズ『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2の製作が発表された。このドラマは、日本が生んだ怪獣「ゴジラ」が登場する初のドラマシリーズ。シーズン2のみならず、新たなスピンオフコンテンツの製作も決定した。

【動画】『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』ゴジラ登場シーン

 同ドラマシリーズは、レジェンダリー・ピクチャーズが手がける、ゴジラやタイタンなど、巨大なモンスターが実在する「モンスター・ヴァース」の世界を舞台に、物語には欠かせない、未確認生物特務機関「モナーク」に焦点を当てた物語。

 この「モナーク」とは、ゴジラなどの巨大生物の調査・研究をするため、各国が共同で設立した秘密組織。世界各国の未開の地などでその調査や研究を進めており、恐竜のような化石を発見したことで、地球の放射線を食べて生きるモンスターの存在が知られる。そのモンスターが地球の核からエネルギーを吸収し始めたのを機に、そのモンスター”ゴジラ”やタイタンなどを研究してきた。この組織が、このゴジラやタイタンが存在する世界を生き抜くための鍵となる。

 本シリーズの主人公ケイト(アンナ・サワイ)は、父親が突然姿を消した理由を解き明かすため、父が残した日本のアパートの鍵を手がかりに日本にやってくる。ケイトがアパートを訪れると、そこには父のもう1人の妻と、その息子ケンタロウ(渡部蓮)が暮らしていた。

 困惑するケイトに、ケンタロウは「見せたいものがある」と父の仕事場だった事務所に連れて行き、2人は父の失踪の手がかりになるものを探し始める。そして2人は、父の隠し金庫の中から、「モナーク」の組織のマークが入ったカバンを発見。さらに、古い写真や手紙なども見つかり、ある施設に拘留されたリー・ショー大佐(カート・ラッセル)がその「モナーク」と関係していることを突き止める。

 父と「モナーク」の関係は?そしてショー大佐とのつながりとは!?ケイトはケンタロウの助けを借りて、ゴジラやタイタンと出くわし危険を冒しながら、父の失踪の理由と「モナーク」の秘密に迫る。

 真田広之主演『SHOGUN 将軍』に出演し話題を集めるサワイ・アンナ(『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』)や、本シリーズで初演技を披露した渡部蓮。さらに、ショー大佐の現在と過去を、カート・ラッセル(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)、カート・ラッセルの実の息子であるワイアット・ラッセル(マーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」)の親子2代で演じたことでも大きな話題となったシーズン1は、AppleTV+で全10話を配信中(※第1話のみ無料配信中)。


 1954年11月3日に公開された映画『ゴジラ』(1作目)から、70周年の節目を迎える2024年。「第96回アカデミー賞」で、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が、日本映画では初めての「視覚効果賞」を受賞する快挙を達成。さらに、レジェンダリーの「モンスター・ヴァース」シリーズ最新作の『ゴジラ×コング 新たなる帝国』(4月26日公開)は、一足先に劇場公開されたアメリカで大ヒット。

 さらに、『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』のシーズン2製作決定。今後、同シリーズの新たなスピンオフドラマを複数手がけていくことも発表された。ゴジラ生誕70周年という記念すべき“ゴジライヤー”に、ゴジラの快進撃は続く。

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(2024年04月24日 19時25分 更新)

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