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矢掛町合併70周年 町民ら祝う 300人出席し記念式典

合併70周年の節目を祝った記念式典
合併70周年の節目を祝った記念式典
 岡山県矢掛町は23日、合併70周年記念式典を同町矢掛のやかげ文化センターで開き、町民や出身者ら約300人が節目を祝うとともに、一層の町勢発展を誓った。

 町出身の囃子(はやし)奏者・望月太津友(たつとも)さん=岡山市=の鼓演奏に合わせ、長女で矢掛観光親善大使を務める日本舞踊家・花柳大日翠(おおひすい)さん=東京=が祝舞を披露し開幕。山岡敦町長が「伝統や文化を礎とし、町の特性を生かしながら町民とともに未来のまちづくりに取り組む」と述べた。

 総社南高1年小塚優斗さん(15)ら町在住の高校生2人と小学生1人の計3人は「実りある進化を続け成長するまち」といった五つの目標を宣言した。行政、福祉、文化などで貢献のあった99人・10団体への表彰・感謝状贈呈もあった。

 町は1954年5月に旧町と周辺の旧美川、三谷、山田、川面、中川5村が合併した。61年1月に旧小田町を編入合併し、現在の町域となった。人口は1万3223人(3月31日現在)。

(2024年04月23日 16時39分 更新)

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