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岡山県内選挙 投票率ワースト更新 倉敷市議補選11.84%

倉敷市議補選の期日前投票風景。今回補選は岡山県内で実施された選挙で投票率ワーストを更新した=15日、倉敷市役所
倉敷市議補選の期日前投票風景。今回補選は岡山県内で実施された選挙で投票率ワーストを更新した=15日、倉敷市役所
 21日に行われた倉敷市議補選の投票率は11・84%となり、岡山県内の首長選、市町村議選(補選含む)の投票率ワーストを更新したことが22日、県選管への取材で分かった。同じ日程で予定されていた市長選が無投票となり、1967年の倉敷・児島・玉島の旧3市合併後初となる単独での補選だったことが影響したとみられる。

 県選管によると、記録の残る66年以降の選挙で投票率が最も低かったのは、市長選の無投票に伴い単独実施となった2009年10月の玉野市議補選(20・75%)だった。今回の倉敷市議補選はこれを8・91ポイント、市長選と共に行われた前回20年市議補選(25・63%)を13・79ポイントそれぞれ下回った。

 今回補選の当日有権者数は38万7376人(男18万6623人、女20万753人)。有権者の4・1%に当たる1万5816人(男7332人、女8484人)が利用した期日前投票も、投票率は前回20年に比べ4・3ポイント下がった。

(2024年04月23日 05時00分 更新)

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