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北条早雲に思いはせ 和太鼓や踊り 井原でまつり 家族連れら楽しむ

早雲踊りを披露する住民ら
早雲踊りを披露する住民ら
 井原市荏原地区が出生地と伝わる戦国武将・北条早雲(1432?~1519年)を顕彰する「市北条早雲まつり」が21日、同市神代町の高越城址(じょうし)一帯で開かれた。

 会場では、和太鼓グループの井原早雲太鼓や荏原新九郎太鼓が勇壮な演奏を繰り広げ、住民らが輪になって早雲踊りを披露。地元小中学生でつくる「早雲隊」の武者行列や弓矢の体験コーナーもあり、訪れた家族連れらが戦国時代に思いをはせながら楽しんでいた。

 友達5人と早雲にちなんだ創作ダンスを踊った井原市立荏原小6年の女子児童(11)は「大勢の前で踊って楽しかった。イベントが早雲さんを広めるきっかけになれば」と話していた。

 高越城址顕彰会、荏原まちづくり協議会などでつくる実行委が開いており、今年で35回目。

(2024年04月21日 18時39分 更新)

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