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日独、安保連携推進を確認 外相会談、中東情勢で協力

 握手する上川外相(左)とドイツのベーアボック外相=19日、イタリア南部カプリ島(外務省提供)
 握手する上川外相(左)とドイツのベーアボック外相=19日、イタリア南部カプリ島(外務省提供)
 【カプリ共同】上川陽子外相は19日(日本時間同)、訪問先のイタリア南部カプリ島でドイツのベーアボック外相と会談した。上川氏はインド太平洋地域へのドイツの関与強化を歓迎。両氏は外交、安全保障分野での連携推進を確認した。イスラエルとイランの対立が深まる中東地域の緊張緩和に向け、協力する方針で合意したほか、ウクライナや東アジア情勢も話し合った。

 18日にはNATOのストルテンベルグ事務総長と会談し、ロシアの侵攻が続くウクライナへの支援で協調を申し合わせた。上川氏は「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分だ」と表明。ストルテンベルグ氏は「日本はNATOの重要なパートナー国だ」と応じた。

(2024年04月19日 21時47分 更新)

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