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紅こうじ 県内8人に健康被害か 40~70代、1人は一時入院

岡山県庁
岡山県庁
 岡山県と岡山、倉敷市は4日、小林製薬(大阪市)のサプリメント「紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ」を摂取した岡山県内の40~70代の男女計8人に、健康被害が疑われる症状を確認したと明らかにした。うち1人は一時入院した。

 8人の内訳は岡山市3人、倉敷市1人、備中保健所管内2人、美作と真庭保健所管内が各1人。このうち美作保健所管内の40代男性は腎臓機能が低下したため入院、既に退院している。他の7人は腹痛や目まい、倦怠(けんたい)感、頻尿などの症状が見られたという。

 被害相談を受けた小林製薬から大阪市を通じて岡山県、岡山市に連絡があった。倉敷市の1人は市保健所に直接相談した。同市保健所にも大阪市から複数の被害情報が寄せられており、確認作業を進めている。

(2024年04月04日 19時55分 更新)

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