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岡山県 口腔保健支援センター開設 歯の健康へ8020運動など推進

看板が取り付けられた岡山県口腔保健支援センター
看板が取り付けられた岡山県口腔保健支援センター
 岡山県は1日、歯科に関する啓発を行う「県口腔(こうくう)保健支援センター」を健康推進課内に開設した。歯科医を配置し、80歳で自分の歯を20本以上保つ「8020運動」の推進など、県民の歯の健康増進に取り組む。

 第3次県歯科保健推進計画(2024~35年度)の開始に合わせて開設した。センターでは歯科医1人を含む同課職員8人が業務に当たる。歯の健康維持のためには、幼い頃から学齢期、高齢期までライフステージに応じた切れ目のない支援が必要で、歯に関する知識の普及や保健指導を行う県歯科医師会や市町村などの調整役を担う。

 県庁であった開所式では、梅木和宣保健医療部長が看板を取り付け「全ての県民が住み慣れた地域で笑顔で暮らせるよう、関係機関と協力して施策を進めていく」とあいさつした。

(2024年04月01日 16時27分 更新)

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