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大谷10分以上の説明に驚き 米記者「期待以上」との声も

 エンゼルス戦のベンチで準備するドジャース・大谷。2打数無安打1四球だった=ロサンゼルス(共同)
 エンゼルス戦のベンチで準備するドジャース・大谷。2打数無安打1四球だった=ロサンゼルス(共同)
 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)が25日、通訳だった水原一平氏(39)の違法賭博問題に関して10分以上を費やして説明したことに、米メディアは驚きを持って受け止めた。

 今回のようなスキャンダル発覚後の報道対応は「捜査中のためコメントできない」と繰り返すのが通例。球団からは大谷選手が声明を出す、という発表だったこともあり、ロサンゼルス・タイムズ紙のディラン・ヘルナンデス記者は「これだけ話したのが期待以上」と語った。

 質疑応答がなかったことから、ヤフースポーツは「残る疑問点」として「口座から大金がなくなったのに誰も気付かなかったのか?」「水原一平はそんなに無計画なのか?」などを挙げた。

 それでも、約80人の報道陣を前に騒動の経緯を理路整然と説明し、長年の友人に裏切られたつらい感情も漂わせた姿に、スポーツ専門サイト「アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は「実際に起きたことを、彼の口から説明したことがとても重要なこと。心に訴えてくる主張だった」と印象を口にした。

(2024年03月26日 16時18分 更新)

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