ロシア北西部サンクトペテルブルクの裁判所は20日、今月17日に開票されたロシア大統領選で投票用紙に「戦争反対」と書き込んだ地元在住の女性に8日間の身柄拘束と罰金4万ルーブル(約6万5千円)を言い渡した。独立系メディア「メディアゾーナ」が裁判所の発表として報じた。
女性は15日から3日間設けられた投票期間の最終日に当たる17日、投票用紙に「戦争反対」と書き込んで投票した。裁判所は、国家の資産を破損し、ロシア軍の信用を失墜させたとして行政罰を科した。
大統領選投票期間中には投票箱にインクのような液体を流し込むなどの行為が各地で発生。プーチン氏は「投票用紙の破損は罰せられるべきだ」と述べていた。
女性は15日から3日間設けられた投票期間の最終日に当たる17日、投票用紙に「戦争反対」と書き込んで投票した。裁判所は、国家の資産を破損し、ロシア軍の信用を失墜させたとして行政罰を科した。
大統領選投票期間中には投票箱にインクのような液体を流し込むなどの行為が各地で発生。プーチン氏は「投票用紙の破損は罰せられるべきだ」と述べていた。
(2024年03月21日 07時52分 更新)