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オデッサ州を攻撃、16人が死亡 ロシア軍ミサイル、50人超負傷

 ロシアのミサイル攻撃があった現場で消火作業を行う消防隊員=15日、ウクライナ・オデッサ州(ウクライナ非常事態庁提供、ロイター=共同)
 ロシアのミサイル攻撃があった現場で消火作業を行う消防隊員=15日、ウクライナ・オデッサ州(ウクライナ非常事態庁提供、ロイター=共同)
 【キーウ共同】ウクライナ南部オデッサに15日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、ウクライナ非常事態庁などによると16人が死亡、53人が負傷した。住宅や民間施設が被害を受け、住民や救助隊員が死亡した。ロシア西部でもウクライナ側の攻撃が激化し、この日始まったロシア大統領選の投票に伴い、双方が攻勢を強める形となった。

 ウクライナ軍は、攻撃はロシアが併合した南部クリミア半島から弾道ミサイル「イスカンデルM」で行われたと発表した。

 ウクライナ東部ドネツク州の大半を実効支配する「ドネツク人民共和国」トップのプシーリン氏は15日、同日未明にウクライナ側から複数の砲撃があり、中心都市ドネツクで子ども2人が死亡したと明らかにした。タス通信などが伝えた。

 ロシア西部ベルゴロド州では多連装ロケット砲7発が撃ち込まれるなどして少なくとも1人が死亡した。ウクライナ南部ヘルソン州のロシア側支配地域カホフカでは投票所の建物が攻撃され、有権者らが避難した。死傷者は出ていない。

(2024年03月15日 23時49分 更新)

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