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7連覇達成 余第一位たたえる 囲碁・関西棋院、大阪で表彰式

山陽新聞社の板谷編集局長から優勝カップを贈られた余第一位(右)
山陽新聞社の板谷編集局長から優勝カップを贈られた余第一位(右)
 囲碁の山陽新聞杯第67期関西棋院第一位決定戦(山陽新聞社主催)の表彰式が14日、大阪市であり、自身が持つ記録を更新する7連覇を達成した余正麒第一位(28)=八段=をたたえた。

 第一位決定戦は関西棋院の所属棋士による公式タイトル戦。タイトル保持者と挑戦者決定トーナメントの勝者が3番勝負を行う。第67期は昨年10、11月に余第一位と佐田篤史七段(28)=岡山市出身=が3番勝負を行い、余第一位が2連勝した。

 表彰式では山陽新聞社の板谷武編集局長が期間中の戦いぶり、他棋戦での活躍に触れ「積み重ねてきた努力と精進のたまもの。七大タイトルの獲得にも期待したい」とあいさつ。表彰状と優勝カップを受け取った余第一位は「勢いのある佐田七段と勝負でき自信になった。第一位の名に恥じないよう努力を続けたい」と述べた。

 余第一位は昨期、故橋本昌二九段の5連覇(第14~18期)を抜き単独トップに立った。

(2024年03月14日 21時48分 更新)

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