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木堂ゆかりの言葉 児童生徒が書に 岡山の記念館、顕彰書道展が開幕

児童生徒の伸び伸びとした作品が並ぶ書道展
児童生徒の伸び伸びとした作品が並ぶ書道展
 書家としても名高い岡山市出身の犬養毅元首相(号・木堂、1855~1932年)をしのぶ「第30回犬養木堂顕彰児童生徒書道展」(岡山県、県郷土文化財団、犬養木堂記念館、山陽新聞社主催)が10日、同市北区川入の犬養木堂記念館で始まった。5月5日まで。

 「対話の心」「自由民権」といった木堂ゆかりの言葉を課題とし、県内の小学3年~中学3年を対象に募った作品のうち、入選以上の1604点を展示。個性豊かで、伸び伸びとした書が来場者の目を引いている。

 山陽新聞社長賞を受賞した同市立吉備小6年の湯浅里梨さん(12)は「中学生になっても書道を続け、他の賞も取れるよう頑張りたい」と話した。

 書道展は、犬養への親しみを深めてもらおうと1994年度から毎年開催している。午前9時~午後5時。無料。火曜と3月21日休館。問い合わせは同館(086―292―1820)。

(2024年03月10日 18時00分 更新)

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