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処理水放出の監視継続 IAEA、イラン核も焦点

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が4日始まった。グロッシ事務局長は冒頭、IAEAは東京電力福島第1原発の処理水海洋放出の監視で「必要不可欠な仕事」を継続すると指摘し、引き続き関与する姿勢を示した。理事会は8日までの予定で、イラン核開発を巡る議論も焦点。核合意再建に向けた米国とイランの間接協議が行き詰まる中、核開発への懸念は依然根強い。

 グロッシ氏は今月訪日し、処理水放出の「状況を視察する」と説明した。

(2024年03月04日 23時05分 更新)

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