山陽新聞デジタル|さんデジ

地震2カ月、各地で追悼の祈り 代替施設で高校卒業式も

 石川県珠洲市の避難所で、能登半島地震の発生時刻に合わせ黙とうする避難者ら=1日午後4時10分
 石川県珠洲市の避難所で、能登半島地震の発生時刻に合わせ黙とうする避難者ら=1日午後4時10分
 能登半島地震の発生から2カ月となった1日、石川県内の被災各地では、発生時刻の午後4時10分に合わせ追悼の祈りがささげられた。災害関連死15人を含む241人が犠牲になった大規模災害は教育現場にも影響を与え、校舎の損壊などにより代替施設で卒業式をした高校もあった。いまだ多くの被災者が不自由な避難生活を強いられる中、日常を取り戻すための復旧が急務となっている。

 石川県立の全日制39校と定時制5校の高校で同日、一斉に卒業式があった。深刻な被害が出た珠洲市の飯田高は体育館が損壊したため、代わりに市の多目的ホールで開催した。

(2024年03月01日 18時26分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ