わらの中で越冬した害虫を駆除する恒例の「松のこも焼き」が28日、岡山市の後楽園であり、観光客らが早春の風物詩を楽しんだ。
造園業者8人が朝、園内のアカマツやクロマツ約240本の幹に巻かれたこもを回収し、沢の池のほとりで火を付けた。パチパチと音を立ててこもが燃えるのを大勢の観光客が写真を撮るなどして見守った。
会社役員の男性(59)=福山市=は「昨年の秋にこもを巻くのを見た。冬を越して焼かれ、季節の移り変わりを感じた」と話した。
こも焼きは、冬を越すため害虫が木から土に下りる習性を利用した伝統的な駆除法。虫が動き出すとされる二十四節気の啓蟄(けいちつ、今年は3月5日)前に行っている。
造園業者8人が朝、園内のアカマツやクロマツ約240本の幹に巻かれたこもを回収し、沢の池のほとりで火を付けた。パチパチと音を立ててこもが燃えるのを大勢の観光客が写真を撮るなどして見守った。
会社役員の男性(59)=福山市=は「昨年の秋にこもを巻くのを見た。冬を越して焼かれ、季節の移り変わりを感じた」と話した。
こも焼きは、冬を越すため害虫が木から土に下りる習性を利用した伝統的な駆除法。虫が動き出すとされる二十四節気の啓蟄(けいちつ、今年は3月5日)前に行っている。
(2024年02月28日 12時29分 更新)