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ウクライナ軍総司令官、国民鼓舞 侵攻「欧州最大の戦争」

 【キーウ共同】ウクライナ軍のシルスキー総司令官は24日、ロシアによるウクライナ侵攻から2年となったことを受けて声明を発表した。この2年間を振り返り「第2次大戦以降、欧州で最大の戦争になった」と指摘。「われわれはこれまで以上に団結を必要としている」と述べ、抗戦継続へ国民を鼓舞した。

 シルスキー氏は昨年の反転攻勢を念頭に「望ましい結果は得られなかった」と認めた。民間人虐殺が起きた首都キーウ(キエフ)近郊のブチャ、ロシア軍が掌握した東部バフムトやアブデーフカを挙げ「全ての都市や村が、そのようにならないよう戦い続けている」と訴えた。

(2024年02月25日 06時32分 更新)

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