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東電社長に再発防止を指導 経産相、原発汚染水漏れで

 斎藤経産相と会談後、取材に応じる東京電力の小早川智明社長=21日午前、経産省 
 斎藤経産相と会談後、取材に応じる東京電力の小早川智明社長=21日午前、経産省 
 斎藤健経済産業相は21日、東京電力の小早川智明社長を経産省に呼び、福島第1原発で起きた汚染水漏れの再発防止策を徹底するように指導した。

 東電によると、7日午前、汚染水の処理装置の洗浄作業中に、建屋の排気口から放射性物質を含む約1・5トンの水が漏出した。閉めておくべき16カ所の弁のうち10カ所が開いており、人為ミスが原因だった。

 第1原発では昨年10月、作業員が放射性物質を含む廃液を浴びる事故も起きた。

(2024年02月21日 12時02分 更新)

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