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ラファ侵攻、改めて明言 国連施設地下ハマス拠点か

 10日、パレスチナ自治区ガザのラファで、イスラエルの空爆を受けた住居(ゲッティ=共同)
 10日、パレスチナ自治区ガザのラファで、イスラエルの空爆を受けた住居(ゲッティ=共同)
 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザに地上侵攻するイスラエルのネタニヤフ首相は11日放映の米ABCテレビのインタビューで、イスラエル軍が準備を進めるガザ最南部ラファへの地上侵攻を巡り「われわれは実施する」と改めて明言した。国連によると、ラファには多数の避難民を含む約150万人がいる。欧米、アラブ諸国から懸念が広がる中、国際社会の意向に耳を貸さないイスラエルの姿勢が重ねて鮮明となった。

 イスラエル軍は10日、ガザ市にある国連パレスチナ難民救済事業機関の拠点の地下でハマスのトンネル網を発見したと発表。トンネルに電気が引かれ、拠点内の事務所をハマス戦闘員が使っていたと主張した。

(2024年02月11日 19時08分 更新)

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