山陽新聞デジタル|さんデジ

NATOに「ロシアけしかける」 軍事費負担求め、トランプ氏

 サウスカロライナ州での集会で演説するトランプ前大統領=10日、コンウェー(AP=共同)
 サウスカロライナ州での集会で演説するトランプ前大統領=10日、コンウェー(AP=共同)
 【ワシントン共同】トランプ前米大統領は10日、自身が在任中に北大西洋条約機構(NATO)のある加盟国に対し、軍事費を適切に負担しなければロシアが攻撃してきても米国は支援せず、むしろ「好きに振る舞うようロシアをけしかけてやる」と伝えたと主張した。大統領選の共和党予備選を控える南部サウスカロライナ州での演説で述べた。

 ホワイトハウスは10日、声明を発表し「残忍な(プーチン)政権に、われわれの最も親しい同盟国への侵略を促すとは、低劣で正気と思えない」と非難した。

 トランプ氏は在任中、NATOとの関係を悪化させ、脱退にも言及したとされている。

(2024年02月11日 16時20分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ