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奈良の大神神社で防火訓練 巫女らバケツリレー

 大神神社で実施された防火訓練で、バケツリレーをする巫女や職員ら=23日午後、奈良県桜井市
 大神神社で実施された防火訓練で、バケツリレーをする巫女や職員ら=23日午後、奈良県桜井市
 江戸期の拝殿(国の重要文化財)がある奈良県桜井市の大神神社で23日、防火訓練があり、巫女や女性職員らがバケツリレーをするなどして、初期消火の手順を学んだ。

 訓練は祈祷殿前で出火したとの想定で、職員らでつくる自衛消防隊員約60人が地元消防署員や消防団員ら約30人と参加。

 午後1時半ごろ、太鼓や警報で参拝者に火災を知らせると、巫女や女性職員はバケツリレーで運んだ水を火元にかけ、男性職員らはきびきびした動きで消火ポンプにホースをつないで放水した。

 自衛消防隊長を務める井上卓朗宮司は「『境内で火を出さない』を合言葉に、常に防火を意識してほしい」と訓示した。

(2024年01月23日 16時22分 更新)

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