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志賀原発で非常用電源が自動停止 地震受け試運転中、安全問題なし

 北陸電力志賀原子力発電所1号機=2021年、石川県志賀町
 北陸電力志賀原子力発電所1号機=2021年、石川県志賀町
 北陸電力は17日、志賀原発1号機(石川県志賀町、停止中)で、試運転中の非常用ディーゼル発電機が自動停止したと発表した。外部からの電力供給は続いており安全上の問題はないとしている。

 北陸電によると、16日に志賀町で震度5弱を観測した地震を受け、17日午後5時ごろから非常用ディーゼル発電機が起動するかどうか確認をしていた。発電機を発電所内の回線に接続して出力を上げようとしたところ、数秒後に警報が鳴って停止した。1号機には発電機が3台あり、残り2台は17日に試運転を終え使用可能という。

 停止したのは事故時に炉心に高圧注水するための発電機。1日にも起動確認したが問題はなかった。

(2024年01月17日 22時36分 更新)

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