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東京円、一時143円86銭 2円以上下落、地震も影響

 年明け4日の東京外国為替市場の円相場は能登半島地震の影響などから対ドルで下落し、一時1ドル=143円86銭と休日前の昨年12月29日と比べて2円以上の円安ドル高水準となった。

 午後5時現在は昨年12月29日と比べて1円98銭円安ドル高の1ドル=143円37~39銭。ユーロは36銭円安ユーロ高の1ユーロ=156円81~85銭。

 1日発生した能登半島地震を受け、市場で日銀のマイナス金利政策解除の時期が遅れるとの見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが強まった。

 米国のインフレが落ち着きつつあるとして、FRBが早期に利下げを開始するとの観測が後退していることも円安の要因となった。

(2024年01月04日 18時46分 更新)

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