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バトン、10代男子選手が性被害 男性指導者から、協会が報告書

 バトンを使った演技を競うバトントワリングのチームに所属する10代の男子選手が今春に男性指導者から複数回にわたり、性被害を受けていたことが29日、競技団体関係者への取材で分かった。選手側は警察に被害を相談。チームを統括する日本バトン協会が設置した外部調査委員会が既に報告書をまとめ、チーム関係者らが処分された。

 関係者によると、男子選手は3月ごろに複数回、男性指導者からハラスメント行為をされたという。選手側から被害の申し出があり、協会は6月に事案を把握。7月に外部調査委員会を設置した。

 協会は調査委の報告を受け、12月に協会の前理事長や所属チームの責任者を会員資格停止処分とした。

(2023年12月29日 17時23分 更新)

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