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冬至 カピバラもゆず湯でぽかぽか 池田動物園 来園者ほのぼの

ゆず湯に漬かる池田動物園のカピバラ
ゆず湯に漬かる池田動物園のカピバラ
 一年で最も昼の時間が短く、寒さが増すとされる二十四節気の一つ「冬至」の22日、岡山市北区京山の池田動物園では厳しい冷え込みの中、カピバラがゆず湯に入り来園者らを和ませた。

 「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない」といわれることから企画。飼育舎に設けた露天風呂に約40度の湯を張り、28個のユズを浮かべた。いずれも雌の「うず」(3歳)「すだち」(2歳)、うずの子の「こう」と「ふく」(いずれも1歳)の4匹が入浴。湯船ではなく餌の方に向かってしまう場面もあったが、湯に入ると、頭まで漬かったり、打たせ湯を楽しんだりしていた。

 岡山市北区の女性(61)は「ほのぼのとしていてかわいい。ゆず湯に入りたくなります」と話していた。

 カピバラのゆず湯は、23、24日も午前10時半~午後4時に公開する。

(2023年12月22日 12時12分 更新)

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