２２日の中国地方は引き続き冬型の気圧配置で強い寒気が流れ込み、今冬一番の冷え込みとなった。午前９時までの最低気温は岡山県奈義町で氷点下８・８度となるなど、全１６観測地点で氷点下だった。

　最低気温は和気町氷点下６・７度、新見市千屋同５・１度、真庭市蒜山上長田同４・８度、岡山市同３・９度、倉敷市同２・０度―など、１５地点で今季最低に。隣の広島県もおおむね氷点下となり、福山市は同４・０度だった。

　岡山県北部では雪も降り、午前９時時点の積雪量は真庭市蒜山上長田１２センチ、新見市千屋６センチ。新見市中心部でも民家の屋根や道に積もり、雪かきをする人の姿があった。岡山市内ではため池に氷が張り、田んぼは霜が降りて白くなっていた。

　岡山地方気象台によると、冬型の気圧配置は２３日午前まで続く見込み。同日午前６時までの２４時間予想降雪量は多いところで南部１センチ、北部が平地５センチ、山地２０センチ。