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5200人が2月の席上揮ごうへ 岡山県新春競書大会1次審査 

子どもの力作を一点一点チェックする書家
子どもの力作を一点一点チェックする書家
 第41回岡山県児童生徒新春競書大会(山陽新聞社主催)の1次審査が20日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で行われた。審査を通過した5200人が、来年2月18日に県内5会場で開かれる席上揮ごうに参加できる。

 県内の幼児と小中学生が「まり」(小1)、「理想を高く」(中3)など、学年ごとの課題を生き生きと描いた1万452点を寄せた。会場では書家90人が筆跡の強弱のバランスや、はらいの正確さなどを丁寧に確かめ、揮ごう参加者と秀作に分けた。

 審査委員長代行の草野曽舟県書道連盟会長代行は「堂々として勢いもあり、子どもらしい魅力にあふれた作品が多い。日ごろの鍛錬がうかがえた」と講評した。

 席上揮ごうは倉敷、総社、笠岡、津山市と和気町である。2月21日の2次審査で特別賞、特賞、特選、奨励賞を決定し、特選以上は3月19~24日、岡山市北区天神町の県天神山文化プラザに展示する。

(2023年12月20日 16時48分 更新)

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