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ロシア選手「五輪には出ない」 世界陸連会長が改めて強調

 【ジュネーブ共同】世界陸連のセバスチャン・コー会長は18日、オンラインで取材に応じ、国際オリンピック委員会(IOC)が「中立」選手として来夏のパリ五輪参加を容認したロシアとベラルーシ勢について「いかなる立場でも(陸上では)パリ五輪に出ることはない」と除外する考えを改めて強調した。

 東京で再来年に開かれる世界選手権については、1991年東京大会や2007年大阪大会の開催実績を褒めた上で「素晴らしい大会が行われると確信を持っている」と語った。8月の同選手権で初優勝した女子やり投げの北口榛花(JAL)らを擁するトラック、フィールドの日本勢を「かつてない強さ。より多くの(有力な)選手が、多くの種目で出てきている」と称賛した。

(2023年12月19日 05時21分 更新)

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