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山陽女子ロードレース 17日号砲 MGC出場選手ら熱戦

(上段左から)谷本観月、中野円花(下段左から)唐沢ゆり、立迫志穂
(上段左から)谷本観月、中野円花(下段左から)唐沢ゆり、立迫志穂
 第42回山陽女子ロードレース大会(山陽新聞社など主催)は17日、岡山市のシティライトスタジアムを発着点に「有森裕子杯」ハーフマラソンと「人見絹枝杯」10キロが行われる。計275人がエントリーし、今秋のパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」に出場した実力者らが熱戦を繰り広げる。

 ハーフ(112人)はMGC6位の谷本観月(天満屋)、先の全日本実業団対抗女子駅伝5区で好走した中野円花(岩谷産業)をはじめ、前回大会で日本人トップの6位となった唐沢ゆり(九電工)らが名を連ねた。天満屋勢では19歳のホープ立迫志穂の走りも注目される。前回大会を制したケニア出身のマーガレット・アキドル(コモディイイダ)らが参戦する中、日本勢5年ぶりの戴冠はなるか。

 10キロ(163人)は昨年、史上初の3連覇を達成したアグネス・ムカリ(京セラ、倉敷高出)らスピードで勝るケニア勢に、MGCを走った竹本香奈子(ダイハツ)やスピードランナーの林田美咲(九電工)らが挑む。

 大会は4年ぶりに声出し応援が“解禁”され、スタートはハーフが午前10時、10キロが同10時15分。16日は岡山市でハーフに臨む有力選手の記者会見と開会式がある。

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 レースの模様はRSK山陽放送のテレビ・ラジオで実況生中継される。テレビは午前9時54分~同11時25分、解説は五輪女子マラソン連続メダリストの有森裕子さん(岡山市出身)とスポーツジャーナリストの増田明美さん。ラジオ(AM1494キロヘルツ、FM91・4メガヘルツ)では午前9時55分~同11時半、天満屋女子陸上部の山口衛里ヘッドコーチが解説を務める。

(2023年12月15日 22時38分 更新)

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