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円城小児童が育てた白菜収穫 吉備中央、13日に道の駅で販売

育てた白菜を収穫する円城小5年生ら
育てた白菜を収穫する円城小5年生ら
 岡山県吉備中央町の円城小(同町円城)の5年生10人が12日、学校近くで育ててきた特産「円城白菜」を収穫した。13日午前10時から地元の道の駅「かもがわ円城」(同町上田西)で販売する。

 5年生が毎年、総合学習の一環で苗植えから販売までの流れを体験している。9月に約2アールの畑に苗を植え、草取りや水やりを行ってきた。

 12日は農業片山紀彦さん(83)=同町=から根の切り方を教わり、鎌を使って重さ3キロほどに育った約350玉を丁寧に刈り取った。初めてという男子児童(11)は「重くて大変だったけど、大きく育ってくれてうれしい。みんなに食べてほしい」と話した。

 道の駅では1玉100~300円で販売。売り上げは「学級文庫」用の本や備品購入などに充てるという。

(2023年12月12日 16時41分 更新)

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