瀬戸内地方は１０日、高気圧に覆われて晴れ、気温が上昇した。岡山県内では、岡山市北区建部町福渡２１・０度（平年１１・５度）和気町２０・９度（１１・９度）倉敷市２０・６度（１２・１度）真庭市久世２０・５度（１０・３度）など全１６観測地点のうち１１地点で１２月の観測史上最高気温を記録した。

　全ての観測地点で平年を１１・２～４・９度上回り、１０月中旬から１１月中旬並みの暖かさとなった。岡山市中心部は２０・２度（１２・２度）だった。

　広島県内でも、府中市２０・７度（１１・６度）庄原市中心部１９・８度（８・９度）などで１２月の最高を更新した。

　広島地方気象台は「１１、１２日の岡山、広島県は低気圧や気圧の谷の影響で天気が崩れる見込み。気温は平年よりかなり高く推移するだろう」としている。