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藤井八冠 琴電の車掌業務体験 「レトロで面白い」模擬運転も

琴電の制服に着替え、車両の前で敬礼ポーズをとる藤井八冠
琴電の制服に着替え、車両の前で敬礼ポーズをとる藤井八冠
琴電の制服を着て、車掌の仕事を体験する藤井八冠
琴電の制服を着て、車掌の仕事を体験する藤井八冠
 将棋の竜王戦で3連覇した藤井聡太八冠(21)は27日、香川県琴平町にある高松琴平電気鉄道の琴電琴平駅で、電車の体験イベントに参加した。鉄道好きでも知られる藤井八冠は「琴電のレトロな車両は雰囲気があって面白い」と話し、車掌業務や模擬運転を楽しんだ。

 藤井八冠は琴電の制服に着替え、車両の前で敬礼ポーズ。社員から説明を受け、車掌の仕事に取り組んだ。車内アナウンスや扉の開閉など一つずつ確認しながら行い、社員は「さすが、のみ込みが早い」と感心していた。

 続いて、運転席に移動し、速度を制御するマスコンやブレーキを操作したり、警笛を鳴らしたりして運転士気分を味わった。

 イベント後、藤井八冠は「車掌のやることは多くて忙しいと分かった。電車の安全運行のため、とても大切な仕事だと実感した」と話していた。

 藤井八冠は今月11日、竜王戦を4連勝で防衛。26日夜、第5局が予定されていた琴平町で祝賀会が開かれたため、香川県入りしていた。

(2023年11月27日 15時19分 更新)

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