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立冬 色づく岡山大のイチョウ並木 県内は各地で冷え込む朝に

イチョウの葉などが降り積もった通りを行き交う人たち=8日午前9時21分、岡山市北区津島中
イチョウの葉などが降り積もった通りを行き交う人たち=8日午前9時21分、岡山市北区津島中
 8日は二十四節気の一つで冬の始まりとされる「立冬」。岡山県内は晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で冷え込み、暦通り冬の足音を感じさせる朝となった。

 各地の最低気温は新見市千屋1・6度(平年3・2度)、津山市5・7度(6・7度)、岡山市中心部8・4度(8・5度)、倉敷市8・7度(8・9度)など。全16観測地点で平年を2・3~0・1度下回り、11月上旬~中旬並みとなった。

 岡山市北区津島中の岡山大津島キャンパスでは、色づきが増すイチョウ並木の下を自転車の学生らが肌寒そうに行き交っていた。

 岡山地方気象台は「9日は高気圧に覆われて気温が平年並みか高くなるが、10日は低気圧や前線の影響で曇りや雨で、日中の気温も低くなるだろう」としている。

(2023年11月08日 11時47分 更新)

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